そうそうそうそう言ってた言ってた ~芸能界への想い~

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お早うございます!
名古屋市が本社のプロダクション所属時代、社長が
「口約束でも受けたら絶対。飛ばせば二度と仕事はこない。」
と公言していた。
同様のことを口にする芸能事務所社長が
メディアでこう公言した。
「契約書があろうが無かろうが・・・」
「日常会話で嘘ついたからクビ。
 俺が信用出来ないから。」
「闇営業を斡旋してくる反社団体事務所へは
 一人で話をつけにに行った。」
最後に闇営業の解決策を問われ、
・事務所・タレントの質の向上
・日本のエンタテイメントの向上
と答えた。
言うことの節々にはほのめかす ”自画自賛の武勇伝”。
エッジの効いた突っ込みが出来るパネリスト達も
予め〆(しめ)られていたとみえて気遣いの反応。
経験者として仰っていることを要約させて頂くと、
・日本には日本の芸能文化があるんだから今まで通りでOK。
・俺みたいに筋を通す奴が業界を仕切れば
 紙切れ(契約書)なんか要らない。
 「きっちり筋を通す」ことで質は保たれる。
・業界の道理を知らん新参者が業界に入ってくるな。
法的にきっちりした契約書なんか作ったら
突っ込まれること満載やんけ、
金も余分にかかることがみえみえで絶対に阻止せなあかん。
まして俺の一存でクビに出来るから幅を効かせてきたのに、
全く俺の立ち位置が保てんくなるやんけ。
=好き勝手出来んくなるやんけ。
=周りに顔が効かんくなるやんけ。
俺達(古参の芸能事務所)が蓄積してきたコネを
新顔の奴らに獲られるのはムカツク。
潰すにはメディアに出て、
奴らのウィークポイントである
新参者達の質の低さを経験値の少なさに言い換えて強調したろ。
俺達古株が日本独自の芸能社会文化を守ってきたんや!
その中でも俺は何十年もの下積みから
この世界を経験してきた「顔」や、
俺の一言でテレビにも出れるし、
俺に一つでも嘘ついたらクビに出来るんや、一目置かんかい!
ついでに新参者の芸能事務所達に
闇営業がはびこっている責任があるという
「印象操作」しながら、
「俺達古参の事務所だけが信用に足る、
 新参者の事務所はやめとけ、入らん方がええ。」
という結論へ着地したろ。
という自己PR、自社広告の機会であったという印象だ。
こういう世界であったことは間違いないし、
その時代に生きた芸能文化職人としての
プライドをお持ちであることは認めるが、
「あなたは凄い方だ。」
とはならないだろうし私も思わない。
コンサル目線で拝見し、
まさに暴対法以前の反社組織に於ける
「強い者の道理」
をもっともらしく正当化する独善的な理論に反感を覚え、
相手の合法性や道理にかなう言動は主張の隙をも与えない
「どっちの筋が正しいんや?!」
という威嚇が画面を通して見え隠れする。
これを一般社会に紛れて使用しているし、
これが許される芸能社会でトップの位置に居られる環境を
これからも守っていくにはどうしたらよいか?
を考えた挙句の出演だったのだと判断した。
唯一テレビ局が紹介の動機としたと思われる、
「個人的で古来からの運営スタイルの事務所でも
 所属タレント全員に最低賃金を保証しているというサンプル」
の筈が、こともあろうに修正不可能な生本番中に
「自分がそれに見合うと判断した者だけが対象」
などと真っ向から覆(くつがえ)された瞬間の
スタジオの凍り付いたような空気感、MCがどぎまぎしながら
フォロー(というよりは誤魔化し)コメントを紡ぐ状況に陥ったあたりは
詐欺の実演(反社のやりくちの実態)を観た思いだ。
キーワードやキーポイントを挙げてみた。
・「きっちり」
・「筋を通す」
・「口約束も契約」
これは「フェアではない契約に於ける強い側の道理」であり
契約書など作られたくない、作られては困る
という意図がある
(若しくは意図を隠していると思われても仕方がない)。
裏付けとしてある自動車CMの制作エピソードがある。
起用されたのは “ロッド・スチュワート”。
彼の来日、撮影期間に於ける契約書条項に於いて
依頼側担当者はこう語っている。
「滞在中のホテルから撮影現場までの送迎をする車種に至る迄
事細かに指定があったことに驚いた。」
とそれこそ契約書などどういうものか知らなかったことを伺わせ
それでも「きっちり」契約書を交わしている。
「何故習わし通り契約書など必要ない。」
と貫かなかったのか?
相手(ロッド代理人)の習慣に合わせた側面もあろうが、
同時にこの契約はロッド側が強い立場にあり、
契約書で自分達を守らないと、
途中で放棄されたり、
撮影中や撮影後という後戻り出来ない時期に
オプション扱いや契約違反を一方的に主張され
莫大な請求を追加されたりすることが怖い
という意識が働いたに他ならない。
何十年も前ですら自分達が弱い立場の時は契約書を交わしたのである。
契約書は強い立場の者は作成したがらないし弱い立場の者は作成したがる。
※ 尚、法律の存在意義は「弱者を守る」ことである。
当時の最先端「契約社会の普通」の足元に
やっと辿り着いた日本芸能界という印象があり、
ここからまた既得権益に預かる古参達「強い者の道理」がまかり通る業界へと
退化していくことの無いよう一般社会が厳しく見守っていく必要がある。
・現状維持が目的の為ざっくりとした抽象的結論で終わらせ、
 敢えて解決に向けた具体的な対応策は提示しない。
これらの発言は、
まさに反社会的組織に於ける「縄張り意識」同様の表れであり、
「俺は反社にも顔が効くから何かあれば話をつけてやる」
でやってきた(ややもすると今尚やっている)実態を今後暴かれたくない、
という強い意図が含まれていないことを祈るばかりだ。

そもそも何で私がこの件に対してこんなに熱いのか?

という疑問もおありだろう。
私の周囲にもプロ、セミプロ、アマを問わず、
凄い(と思える)実力を持っていたり、
それを目指して真面目に努力し続けているミュジシャンや俳優がいる。が、
その殆どがマイナーだ。
結局前回述べたような、加えて上記のような古い体質がはびこる世界が為に
「芸能人(才能を売りにしている人)
だろうが
芸NO人(全く芸の無い人)
だろうが
枕営業とコネだけでも上がれてしまう(メジャーになれる)現状」に
長年潰され続けてきた本物のアーティスト達の無念に想いを馳せるからである。
何十年も前に浜田麻里氏がTV初出演の際、
何故歌手を志したかと問われ、
「テレビの歌番組でトップアイドルが歌っているのを観て
『私のが上手いじゃん』と思ったから。」
と答えていのは皮肉の意味を込めて心底笑った記憶がある。
また、二世というだけで拙いセリフ回しの子供が何万円もする舞台に立ち
以前の海老蔵氏の最上流階級意識を育む
※ 海老蔵氏が被った暴行事件当時の写真週刊誌に、
「同じ芸能人御用達の店内の野球選手に
『お前の年俸はいくらだ?!俺は2億だ!!』などと噛みつくのが常で
 各界の著名人達は海老蔵氏の予約があると敬遠していた。
 暴行被害と言っているが海老蔵氏は自分から絡んで殴られたのが実態だった。」
 という内容が記されている。
歌舞伎界もどこか狂っていると思っている。
※ 昨今の海老蔵氏の振る舞いには当時の反省を感じるところはある。
最たるところでは、著名な芸能人の二世が、
映画出演履歴(若しくは経験)無しで映画賞を受賞したこと
※ いうなれば、CDリリースはもとより、
 歌を歌っている実績が皆無の、
 俗に言う ”自称ミュジシャン” がレコード大賞を受賞したようなもの。
 「対象者が受賞出来る賞も理由も創っちゃえばいいんじゃん。」
 という主催者の独善的な感覚がみえみえで、
 芸能カテゴリーに於けるあらゆる歴代受賞者の地位を
 価値無きものに貶(おとし)めてしまったのだという
 狂気の沙汰であることに周囲も気付かず=感性が至らず
 止めも非難もしない業界だと証明してしまった。
は呆れかえってしまった。
「芸能界なんて芸能スキルの世界じゃねぇんだよ!」
と叱咤(しった)されているようで、また
コツコツと努力することを小馬鹿にされているようで
本当に強い憤りを覚えた。
このように私とは真逆の立ち位置の方ですら、
私の記述が狂言と反論しきれない事実が点在している。
再度主張するが、
「芸能人
だろうが
芸NO人
だろうが
枕営業とコネだけで上がれてしまう腐った現状を
私自身憧れ敬意を払ってきた世界で
人一倍思い入れが強いが故(ゆえ)叩き潰したい」
と思っているのが原動力であることを書き添えておきたい。

2019.07.11. (Thu.)

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