究極にみる共通点 ~井上尚弥さんおめでとうございます!~

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お早うございます!
21:00 ~ の試合と思いきや、
現地イギリスでは日本時間の朝既に行われていたらしく、
放送前には 2R KO 勝ちがネットニュースで流れていました。
1R は流石に互いにパンチが速くて相打ちが多く、
一見プレッシャーをかけられていたように見えますが、
ロドリゲス選手の右のガードが甘く、
井上さんの左が相当数当たっていたと思います。
以前スーパーフライ級で対戦したナルバエスという選手に
「グラブの中を見せろ、何か入れているだろう?」
と言わしめた程、
井上さんのパンチは効くことが分かっています。
序盤はロドリゲス選手が左のフックを何発か
井上さんの右ダッキングに合わせて当てていますが、
恐らくダメージを感じる程ではなかったのでしょう。
この数発の内にスエーのタイミングは勿論、
かわせる距離も序盤には掴んでいたように見受けられます。
ロドリゲス選手の右に対しては、
顔を右に振る動きで初めから見事にかわしていますし、
その後上記情報を踏まえてと思われる
相打ち覚悟の大胆な右ストレートを仕掛けています。
1R 中盤、中央で相打ちする中
ロドリゲス選手が井上さんのパンチの重さに恐怖を感じつつ、
普段やっていないこと
=突然右のガードを上げる等 は出来ず、
また効いていることを悟られたくないという
駆け引きのマインドも相まって
そのままのスタイルを続けた結果、
かなり右頬が紅潮しているのが見えます。
時間軸で見受けられることを綴(つづ)りますと、
ロドリゲス選手は、1R 残り 01’50” 辺りの相打ちの中で
かなりのメンタル的なダメージを負った
=「イッテェー、これはヤバイ!」と負ける予感がした
(のが表情に表れていた)のが敗因、
と言えるでしょう。
目立ちませんが、
残り 01’15” 、ロドリゲス選手の左ジャブに被せて
井上さんが外側から右のオーバーフックを放ち、
ロドリゲス選手の左こめかみ(テンプル)に当たったのが
実質ロドリゲス選手の脳を揺さぶったと思われます。
直後左手で井上さんの頭を掴んだり=掴まったり、
積極的に前に出ているように見えますが、
手数も少なく振りも鈍く、
ダメージを悟られないようにする為のフェイクの動きです。
証拠にロドリゲス選手は、
ここから井上さんを全く捕まえられない為
最も動かないボディーを打ったものの正確に捉えられず
ローブローになってしまいました。
ローブローから再開の段では初見でも
「ドラゴンへの道」で
ブルース・リーに命乞いするチャック・ノリスの表情が被る程
負け戦(いくさ)に臨む怯(ひる)んだ心情を感じる程でした。
1R 終盤、井上さんが左のダブルを当てた辺りには、
既に試合全体の終盤を感じさせる程
明らかにロドリゲス選手の動きが鈍くなっており、
我慢しながら見せかけで前に出て力無い連打をしていたことが
画面から伝わってきました。
総じて 1R 終盤で勝負あった感が十分にありました。
このままの勢いで決勝でも
御検討されることを心よりお祈り申し上げます。
 
井上さんのサンドバッグ打ちの練習風景や
ダッキング(前屈姿勢)から
体勢を戻しざまフックを打ち込むスローを見ると、
的(狙った場所)を見ないで=視線を逸らせて
正確に打ち込む練習を相当されていることが分かりました。
 
ボクサーの動体視力は人間の極限まで研ぎ澄まされていて、
相手の腕が動いてから反応していては相打ちになってしまう為
腕を動かす為の胸の筋肉や視線等
腕よりもコンマ何秒か前に動く箇所を見ながら、
相手の顔やボディーが次に移動するであろう場所
=今現在は対象が存在していない場所
めがけて打ち込んでいる、という深さを知っていると、
更に興味深く感じられると思います。
 
ボクサーとアメリカンフットボール選手の
スピードとリズム感、そしてフットワークは
瞬発力を要するあらゆるスポーツの教科書になる為、
私もテニススキルの指導の参考にさせて頂いています。
Naoya Inoue vs Emmanuel Rodríguez Vázquez
Fight Scene 09’30” ~ about 15’00”
Footwork Drill(Boxing)in the case of  Vasyl Lomachenko
Footwork Drill(American Footbowl)in the case of (Wide?) Reciever
Footwork Drill(Tennis)in the case of Roger Federer
 
2019.05.20. (Mon.)
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