22世紀 ~貴は相撲の夢を見る~

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時事本質

 

お早うございます!

コンサルします。

 

以前、

映画「二郎は鮨の夢を見る」

という不思議な題名のドキュメンタリー映画を引用して

企業人についてブログで語ったことがある。

http://blog.livedoor.jp/van_tommy_halen-ohmr/

※ 訂正

正しくは、

店主は「小野 二郎」氏、屋号は「すきやばし次郎」、

漢字を混同して申し訳ありません。

 

今回は異例の結論から申し上げる。

人間の一番の問題は・・・

「相手がひれ伏した時、初めておっそわけしたくなる」

ことである。

自身に内在するこのエゴを取り去ることは出来ない、

もし全く無ければ向上心も湧いてこない。

だが、社会の中でこれを前面に出してしまう時、

必ず大勢の力学として

「ほどほどに抑え込もうとする圧力」

がのしかかってくる。これは例えて言うなら

「蜂や蟻の群れの中で、

概ね20%を占める働かないものを排除すると

新たに同じ割合で働かないものが現れる」

という事象に似ている。つまりこの現象は

「自然の摂理」

なのである、避けては通れない。

それが自動的に働く「世界」にいるからである。

 

私が企業人/社会人向けセミナーの中で

最も重要と考えるポイントが

「貴乃花騒動」

の中に含まれている。

部下の立場の最重要テーマは

「自発的に所属企業に貢献するモチベーション維持」

であり、

管理者の立場の最重要テーマは

「部下の才能を手放しで応援出来るマインドセット」

である。

この双方が全(まっと)うされていない。

だから

「組織としての役割を果たしていない」

というように一般社会からは映るのである。

 

 

先の映画で注目すべきところがある。

【引用】

飲食の評論家曰く。

抜きんでた人の条件は5つ(全てを持つ人)

1.真面目

2.向上心 (がある)

3.清潔(感)

4.集団に馴染めない 

5.パッション(情熱) (を持ち続けている)

【引用以上】

如何だろう、まさに

「貴乃花親方」

ではないだろうか?

4の項は特に興味深い。

秀(ひい)でた才能を持つ者は

「集団に馴染めない」

のである。

私も何度か

「キャリア組

=スキルを持参して組織に即戦力として雇われる者」

を経験し短期的成果や組織改革を依頼されたことがある。

これがキャリア組の命題なのである。

これは組織に痛みが伴(ともな)う。

殊に長い在籍者からの反発は半端ではない。

言い争いや嫌がらせを受けるのは日常茶飯事。

長い在籍者は知人にこぼす愚痴のように

経営者に訴えるようになる。

遂には

「あいつを辞めさせないなら私が辞める。」

と言い出す。是非辞めさせて頂きたい。

この言動の本質は、

「あいつに活躍されたら

私の食いブチが減るじゃない!

だったら辞める。」

又は、

「私達が牛耳ってやり易かったのに

あいつのやり方じゃ私達がやりにくくなるじゃない!

だったら辞める。」

つまり、

改革推進キャリアは、

経営者の「最初の命」に準じて動いているが、

それに対して

応援しない、

自身の利益確保が最優先、

※ 大概の問題点はこうした輩(やから)が、

自部署の純利益確保よりも

企業利益を食いものにしている場合が多い、

ということである。

これら企業にぶら下がる長期契約者は、

「追い出しが完結する迄

意図的にトラブルを起こし続ける」

という特徴がある。

この時の経営者の姿勢がとても重要である。

「何とか上手くやってくれ。」

などと最初の命を忘れ、

事なかれ主義に立ち返る経営者には、

「あなたが応援しないならこれ以上の成果も無理。

私の役目は終わったので辞めさせて頂く。」

と残して企業を去ることをお勧めする。

勿論私もそうしてきた。

改革は経営者からの当初の依頼であって、

それを根拠にキャリアは籍を置くに至っていること、

「今までの放置が大怪我を引き起している」

ということに気付いて頂かなくてはならない。

「周囲と上手くやってくれ」

などという何年もかかる準備をしている暇などない。

傷口がパックリ割れた怪我人を

「痛がらないよう治してくれ。」

など如何なる名医でも無理な話なのだ。

 

ここから導き出される結論が、

 

「管理職は不要。

経営者が直接コミュニケーションをとれ、

経営者自ら仕事に参加出来るサイズの企業

こそが起業時の理念を守り続け、

且つ成果を上げられる企業の姿である。」

 

ということである。また、

「多くの企業人の潜在的なハイスキルは、

自由に=自発的に 追求出来る環境でなければ

敢えて発揮しない。したくならないからである。」

こうした眠っている才能をどう拾い上げ、

どう活かしていくかを経営者/管理者は

考えなければならない。

 

これが貴乃花親方の置かれた実態なのだ。

感覚でカテゴリーを分けると、

公務員(政治家等)/民間企業総務関係者等の

「公務員感覚」

民間企業営業マンを中心とする

「民間企業人感覚」

である。

現場作業員はもともと公務員感覚に

カテゴライズされていたが、現在は

民間企業人感覚を求められている。

 

公益社団法人は半ば公務員団体で、

現体制の大半が公務員感覚だとみえる。

貴乃花親方は民間企業人感覚であって、

今後の相撲界継続や衰退への不安に対し、

自発的にチャレンジしていたように映る。

上記理由からこの二つの世界は相見えない

=そもそも感覚が違う のである。

 

今後の企業の姿としては、

「企業は従業員とその家族の一生を負わない」

傾向にある。

従業員はいつ、どこへ、着地して次のステップに移るのか

を初めから描いておかねばならない。

少なくとも給与を請求するならば、

「To Make Money」

を追求せねばならない。

組織人として上手く立ち回ることに優先して。

自らの夢を実現する環境になければ

そこを退くことは早い方が良い。

貴乃花親方は上記自然の摂理の中で、

自らの夢の実現は現時点ここでは無理、

と判断し去った。

コンサル目線で言わせて頂けば、

何ら不自然な流れではない。

所属する新境地を摸索するか、

自らその地を創り上げるか、

それを次のステップとして考える時がきた、

ということなのだ。

民間企業人感覚の方が最終ステップを

考えるのであれば、

御自身で自らが幸せの中に居られる環境を

自ら創り出すことがお勧めである。

花田 光司氏の今後の御活躍を

心からお祈り申し上げたい。

※ 政治の世界への転身が囁かれており、

御本人の適正についてよく議論されているが、

政治家で最低限なければいけないスキルは、

「思ったことを直ぐ口にしない(余計なことを言わない)」

であって我慢が出来る性格から堪え得る筈。

一度はチャレンジする価値はあると思う。

 

組織人としてどう立ち振る舞うか?

を追求する公務員感覚ならば

「コミュニケーションと譲歩」が不可欠だ。

一方成果をどう上げるか?

を追求する民間企業人感覚ならば

個々の利害は一切排除せねばならない。

双方は相反しておりバランスをとることは、

出来るが双方がお互いの足かせとなって

ボチボチの結果を出すことが精一杯である。

「皆で和気あいあいと成果を上げていきましょう。」

という企業が成果を出しているのを

少なくとも私は見たことがない。

身内の居酒屋で営まれる飲み会では、

辿り着かない理想を語り飲み代を払う支出だけで

翌日の成果という実益には何も貢献しない。

こうした文化の企業は、

「仲良しサークル企業」

と呼ばれ横領等の犯罪をかくまう傾向にあり、

今後の社会で存在し続けるならば、

早急に脱却しなければならない。

個々の企業人は個人経営者意識を持ち、

「私の今日の給与は〇〇万円、成果(売上)は〇〇万円。」

を日々確認し、

達成又は未達成を自覚し続けるべきである。

 

経営者/管理者の卓越した高度なスキルの中で

最も優れたもの(”の一つ” ではない、頂点である)は、

「任せることが出来る」

ことであることを

経営者/管理者は肝に命じておかなければならない。

 

もう一つマインドセットが必要なことがある。

それは

「世界は一つではない」

ということである。

物理的な世界は一つである。だが、

「生まれて一生見もせず終わる人や土地、空間」

は個々の人の中に世界として存在するか?

答えは「否」である。

これもまたピーター・F・ドラッカー氏の

「マネジメント」

の中で

「あなたが知覚出来ない場所で倒れた大木の音はしたか?」

と問うているのに似ている。

 

個々に内在する世界が一つであるならば、

各カテゴリーで No. 1 が常に一人だけ存在する。

それは本当?

いやいやいやいやいやいやいやいや、

そんな訳がない。

 

「自分を中心とする世界」

では自身の幸せを維持出来る

幸せサークルの世界であり、

誰でも自由に出入り出来る。

「自分の世界の外の世界」

は存在し、その存在を否定してはいけない。

「双方が存在出来る物理的な世界」

では、上記の世界が無数に且つ別々に存在するが、

お互いが繋がろうとする時、

双方が前提として守るべきルールを持つべき世界。

※ 「べき」は未だ成し遂げられていないの意。

この考え方こそが人類の可能性が無限であることを

保証する礎(いしずえ)なのだ。

それを訴え続けたのが

ジョン・レノンの歌うイマジンに象徴される

「平和な世界」

なのだとしみじみ思う・・・

Imagine ~John Lennon cover~

https://www.youtube.com/watch?v=rrJtpLRv2s0

 

2018.10.03. (Wed.)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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