No Side(ノーサイド)

LINEで送る
Pocket

その昔、

ほぼ初めて海外の学のあるお金持ち達が

日本を訪れた印象を、

総評として

「日本は貧しい、だが幸せそうだ。」

と表現しその特異な国民性を語った。

 

アメリカは日本から学んで欲しい。

テニス経験者の私から想像するに、

アメリカ代表は恐らく試合開始間もなく

「勝てない」と判断していたと思う。

「私がパワーで打ち負けるなんて・・・」

作戦の一環としか思えない

「怒鳴り散らすというかまし

(相手を委縮させる目的)」

「審判がひれ伏さないとみるや

一転乱心パフォーマンス

(観客を味方につけ相手の闘争心を削ぐ目的)」

「ここはアメリカよ!

私が勝たなきゃ絵にならないじゃない!!

あなた達=審判&観客、なんとかしてよ!!!」

という行き場のない

悲痛な心の叫びが聞こえてくるようだ。

 

全世界的には

「負け犬の遠吠え。恥を知れ!」と揶揄される。

古来の日本では

「潔(いさぎよ)さを失った貧しい心が悲しい」

と諭(さと)した。

勝者の目線の高さ(低さ)が

日本文化をよく表している。

明らかに実力で勝った者に

「勝ってしまってごめんなさい。」

などと言わせてしまう空気に追い込むような所に

フェア精神は宿らない。

第二次大戦後、

アインシュタイン氏は湯川秀樹氏に

「あんなもの

=原爆 を作ってしまって本当に申し訳ない。」

と詫びたと言い伝えられている。

二人とも皮肉ではなく

心から「申し訳ない」と口にしたと感じる。

最近スポーツに学び、

成る程我々=日本人

にはこれが足りなかったかと思ったのは、

「日本が独裁の道を邁進してしまう事態を

止めてくれてありがとう。

あの戦争はあなた達の勝ちだ、

詫びる必要はない。」

という日本国民総意としての公言だ。

 

スポーツの捉え方を、

私は徐々に構築して最近確立した。

国の代表としてその国民性や歴史を踏まえ、

上から目線或いは劣等感、

妬(ねた)みや嫉(そね)みを

背負って戦えばよい。

しかしいずれのスポーツも終了の表現は、

松任谷由実氏が大好きな

「ノーサイド」で統一すべきだ。

各国最先端のスキルで

究極の切磋琢磨をした同士が

本気でぶつかり合い、

終わった瞬間背負ってきた

全てを双方が捨て称(たた)え合う。

時に生死にかかわる事態が起きた時、

長年培ったスキルを当たり前のように捨て、

失格を承知の上で救出を優先する。

これらを全世界が観て自らに置き換え

生き方考え方の手本とする学習の機会にする。

 

「本当の戦争を起こさない為の

全世界のストレス発散場所」

※ ストレスが全くない世界もまた

危険極まりないことを

踏まえておかねばならない。

生きる上で必要なストレスを

如何に上手く

=社会に迷惑をかけずに 吐き出すか、

を追求するのがスポーツに於いても

個々の人生に於いても大きな課題

(=問題ではない)の一つなのだ。

 

それが私の捉えるスポーツ像だ。

政治的と考えてはいけない。

政治は国境で隔たっていて

干渉し合えない、全く違う世界だ。

全世界の国民が分かり易く

本音でぶつかり合える

「世界共通語」なのだと考えるべきだ。

 

歴史を振り返ると

どこまで遡(さかのぼ)るかで

立ち位置が変わってくる。

であればどの国も

自国にとって都合の良い時代に遡って

勝手な主張を永遠にし続ける。

 

ウルグアイ大統領は

国連の持続可能開発会議の席で、

「持続可能な発展を議論するのは時期尚早。

先ずあなた方は本当に味方か?

今は足るを知り

身を削る経済競争に切磋琢磨する社会に

ピリオドを打つ話し合いをする段階だ。

物質的なものから脱却した自由、

心的幸せに焦点を置いた

価値観に変革するべき時だ。」

と述べた。

 

名城大学時代、

建築的価値観の師である

津端教授(都市計画)と共に

強烈なインパクトを残した心の師である

池田教授(哲学)の最後の授業での

張りのある太く大きな声が

今も蘇(よみがえ)る。

「最後に。建築のこれから・・・それは

これ以上建てないことだ!!

※ 声の威圧感以上に鳥肌がたった記憶がある。

※ 津端教授(広島大学⇨名城大学)の御逝去は

存じ上げておりますが、

池田教授は

確か岐阜の自然大学初代学長になられた

記事を目にした記憶があります。

池田教授のその後について情報があれば

是非お聞かせ下さい。

⇨ gprjw577@gmail.com

 

私なりの結論は、

早期に全世界トップが揃って

「ノーサイド」宣言をし、

歴史のプラスマイナスを

捨て去るタイミングが必要だ。

勿論風化などさせない。

今後は第二次世界大戦迄の歴史を踏まえ、

今後は互いに

「フェア」でなければならないという

「全世界公理=世界共通ルール」

の枠組み構築こそが、

見えないまま進行する

第三次世界大戦をフェードアウトさせ、

次世代に繋(つな)ぐ

「人類の道しるべ」

を示すことになると確信している。

その為の自己暗示の言葉が

私の長年の経験から導き出された答えだ。

 

「私は頂(いただき)に立つことなく死ぬ。

私は身内だけでなく、

全世界の次世代が幸せの頂に向かって

更に一歩進める礎(いしずえ)となる成果を

心から喜んで追求せよ。」

 

体格的に圧倒的不利な

ほぼ純血だけだった日本人が、

全世界の許容、理解の中で混血する進化をし、

初めてグランドスラム大会の優勝を勝ち得た。

この結果はアメリカの成果でもある。

日本代表は世界の宝でもある。

既に「ノーサイド」の時間だ。

「フェア」に全世界が

心から祝福してあげて欲しい・・・

 

語部=Court remembrancer

~”TOMMY” MURAKAMI~

https://www.youtube.com/watch?v=2hZUSaB0LWk&t=3s

 

2018.09.10. (Mon.)

LINEで送る
Pocket