22世紀 ~詩人の勧め~

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あれっ、


あれっ、あれれっ!?


また行っちゃった・・・
ねぇ君もさぁ、
僕の事忘れちゃったかい?

いや、覚えてるよ、雪だるま君。
小さい頃はね、
この時期毎日雪が降ったから。

よかったぁ〜、
僕随分不細工じゃない?

う〜ん、そうだなぁ、
私は毎日君を作っていたから、
男前にお化粧出来たけど、
今は一年に一度かせいぜい二度だろ?
上手に出来ないのも仕方ないかな?

そっかぁ〜、
僕って冷たいのかなぁ?
だから皆んなに嫌われてるのかなぁ?

フッ、どうしたんだい?
私と遊んだ頃はあんなに
自信に満ち溢れて堂々としていた君が。

だって〜・・・

こうして君と話してる私は
凄く温かい気持ちになるよ。
少なくとも君は
私を幸せにしてくれてるよ。

本当?有難う!
また会いに来てくれる?

うん、私もすっかり忘れてた。
外が寒いからって部屋に籠ってちゃ、
君達と出会う事も出来ないって事。
今度雪が降ったら必ず、
あの頃のような男前で堂々とした君を作ろう。

有難う、会えるのを楽しみにしてるよ!

私も楽しみにしてるよ、今日は有難う。

私達はどこへ向かおうとしているのかな?
トイレ付きのベッド、
その周りに家の中全てが
コントロール出来るリモコン、
天井に設置されたモニターに向かって、
”今日は私に100万円入るよう
売り上げてこい!”
朝夕も寒暖も感じない、
常春(とこはる)の部屋で
悪戯(いたずら)に日々を消化する。

確かに便利。でも憧れる?

義父が逝去間際、
呼吸困難の中口にした
「お母さんに会いたいよぉ、
脚で歩きたいよぉ。」
が胸を刺す。

画家の長谷川君も、
幼き頃、行き場のないストレスから
自身を救ってくれた
”絵” への感謝の念を忘れる事なく、
決して裏切らず、
自分の手で、
日々怠らず書き続けている。

時に便利、不便を問わず、
自分を甘えさせない教えや
もの言わぬ物に自分を投影し、
自分の本心と対話する中で、
自己の完成像から教えられることがある。

二回目のラジオ番組の編集が終わった。
そんな彼の生き様が感じられる筈。
是非皆さんにも聴いて欲しいと思う。

渋谷ラジオtokyo ~”TOMMY” MURAKAMI の!喜怒哀楽!!

※ きっと誰しも自問自答する時があり、

  心の機微に触れる言葉に人知れず涙している詩人ではないかと思っています。

  対外的にはギスギスしている社会であっても、

  こんなセンチメンタリズムを無くしてしまった人は殆どいない、と信じたいですね。

 

2016.01.21. (Thu.)

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